将棋の世界では天才と言われる羽生善治。
麻雀も将棋に通じるところが多々あります。
勝負という点では同じなので学ぶところも多々あります。
羽生善治の名言を書き出してみます。
この言葉たちを今後の僕の麻雀の勝負に生かして生きたいと思います。
すでに過ぎ去ったことは仕方がない。
私は、意識的に先のことを考えるようにしています。
反省は勝負がついた後でいい。
「いかに戦うか」は大局観にかかわるが、
その具体的な戦略は事前研究が決め手になる。
事前にしっかり準備して万全の態勢で、
対局に臨んでくる人は強い。
大一番の対局では、誰しも手堅く、
安全、確実な道を選びたくなるものだ。
自分もそうすることがよくある。
しかし、確実にという気持ちに逃げると、
勝負に勝ち続けるのは難しくなってしまう。
勝つのは一点差でいい。
五点も十点も大差をつけて勝つ必要はない。
常にギリギリの勝ちを目ざしているほうが、
むしろ確実性が高くなる。
勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、
大切なのは過程です。
結果だけなら、ジャンケンでいい。
直感には邪念の入りようがない。
長く考えると言うのは道に迷っている状態なんですね。
「勝ちたい」とか余計な思考も入ってくる。
だから、いくら考えても分からない時は、
最初に戻って直感にゆだねることがよくあります。
守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。
守りたければ攻めなければいけない。
平常心をどれだけ維持できるかで、
勝負は決まる。
私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。
しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、
同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。
勝負の世界では、
「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。
常に前進を目ざさないと、
そこでストップし、後退が始まってしまう。
誰でも最初は真似から始める。
しかし、丸暗記しようとするのではなく、
どうしてその人がその航路をたどったのか、
どういう過程でそこにたどり着いたのか、
その過程を理解することが大切。
ただ一局一局を大切に、
そこにだけ集中して指してきた。
見た目には、かなり危険でも、
読み切っていれば怖くはない。
剣豪の勝負でも、お互いの斬り合いで、
相手の刀の切っ先が鼻先1センチのところをかすめていても、
読みきっていれば大丈夫なんです。
「プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるものだ。
器が大きければプレッシャーを感じることがないはずだ」
と自分に言い聞かせています。
一番いいと思えるものを簡単に、
単純に考えることができれば、
逆境からの突破口を見出せる。
ビジネスや会社経営でも同じでしょうが、
一回でも実践してみると、
頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。
勝敗を決定するのは、
“ただの一手”であったりする。
絶妙の一手。あるいは絶妙に見えて最悪の一手。
決まり切った局面で長考して時間を使って疲れるより、
勝負どころの場面で、
深い集中力を発揮できることが大切。
興味が続くかぎり、
集中力は続くものです。
相手のことを知るよりも、
自分自身が強くなればそれで済む世界だし、
それを目指した方が本筋というか、
王道という気がする。
勝負では、知っていることに自分の思考とか、
アイデアをプラスしないと意味がないのですが、
知っているというその一点だけで、
有利になるということもよくあるんです。
簡単に、
単純に考える。
山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、
「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、
重要なことだと思います。
いろいろ考えられる選択肢の中から、
「この一手」を選ぶのは自分しかいないわけです。
ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。
プロがミスをしないのは、
ミスしにくい局面を選択しているからなんです。
本当に見たこともない新手は、
ひらめきみたいものからしか生まれない。
でも、それは、先入観をすべて捨てて考えないとなかなかできない。
夢は目指した時から、
目標に変わる。
ひらめきやセンスも大切ですが、
苦しまないで努力を続けられるということが、
何より大事な才能だと思います。
イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。
浮かんでしまえば、
あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。
平均点を目指すと、
限界も決まってしまう。
基本的に人間というのは怠け者です。
何も意識しないでいると、
つい楽な方向や平均点をとる方向にいってしまいます。
だから相当意志を強く持って、志を高く揚げ核となっている大きな支えを持たないと、
一生懸命にやっているつもりでも、
無意識のうちに楽な方へ楽な方へと流されていくことがあると思います。
自分自身の目標に向かって、
ちょっと無理するくらいの気持ちで踏みとどまらないといけません。
漠然とした不安は、
立ち止まらないことで払拭される。
精神的プレッシャーには、
開き直りで立ち向かう。
物事を忘れるのは、
脳がそれを必要としないと判断したから。
もちろん勝負に勝つというのも大事なんですけど、
そのためにいつも決まり形でやっていたら、
そのことで将棋をやっている意味があるのかということに、
どうしてもぶつかってしまうんです。
誰もがやっている決まりきった道筋で振りきってしまうと、
結局、人の来た道をただ辿ってるだけということになります。
確かに負けている時の方が新しいことはやりやすいですね。
どうせ今、状況が悪いんだから、何か違うことでもやるかという。
とにかく良くなるまで色々手を尽くせばいいので、
そういう時の方が思い切ったことはやりやすい。
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