2014年6月30日月曜日

失敗は失敗ではない。失敗を、「仕方ない」とか、そういうふうに簡単に消化してしまうことこそが、失敗なのだ。

麻雀に関して経験から導き出される格言、名言。

これらは麻雀に限らずもっと広く人生の生き方、考え方に通じるところが多々ある。
麻雀で経験することが人生に生きてくる。
卓の上で経験することは人生そのものである。

そんな要素を持ち合わせているところが、
麻雀の素晴らしさの要因の一つである。

このブログでも何度も紹介していますが、
つかぴょんの麻雀パラダイス・ロスト
 の中のこの記事。
和了よりも大切なもの
の中でこのフレーズがまたしても
僕の心を突き刺した。

失敗は失敗ではない。
失敗を、「仕方ない」とか、そういうふうに簡単に消化してしまうことこそが、失敗なのだ。

麻雀においても人生においても心のノートに書きとめておきたい言葉である。

僕は「仕方ない」という言葉は使わない。
ともすると普段の生活においては使ってしまう場面もあるかもしれないが、
こと麻雀に関しては絶対に使わない。

「仕方ない」という言葉を使ってしまうと
その先の思考、成長がストップしてしまう。

結果に対して「仕方ない」と結果を受け入れるのであれば、
同じ状況に出会ったときにまた同じ結果を繰り返す可能性が大きい。
結果を運としか捉えられない考え方だ。
しかし少し考えてみればその結果を変える可能性はいくらでもあったはずだ。
例えば「リーチしたから仕方がない」
確かに麻雀のルール上、リーチしたら和了牌以外は全てツモ切りしなければならない。
(たまに飲み込んでしまう人もいるが・・・)
じゃリーチしなければ違う結果になる可能性があったはず。

結果に対してどうすれば違う結果になる可能性があったかを考えてみる。
今度はそれを試してみる。
うまくいったらそれを続ける。
悪い結果が出たら違う可能性を考えてまた実践する。
この繰り返しが成長するということ。

麻雀においては強くなる事だと僕は考えている。

そのことが麻雀は楽しいんだと最近は思い始めている。
どうすれば強くなれるのか?
どうすればツキを味方にできるのか?

麻雀は運のゲームだから「仕方ない」
そうじゃないんです。

麻雀は目に見えない運というものをやりとりするゲーム、
見えないだけにすごく難しいし理解しずらい。

ただ人の心と一緒で見えないけど
見ようと努力するとなんとなく感じたりする、
なんとなく理解できるような気になる。

世の中、見えないものがあるから楽しいのだと思う。
その見えないものを見ようとすること、考えることが楽しいのだと思う。
(みえないものをみようとして望遠鏡をまたかついだ:この人も人生を楽しんでるんだと思います。)


結果を「仕方ない」とあきらめるより、
(諦めという名の傘じゃ雨はしのげない)
懸命に手探りで原因を突き詰め続ける人のほうが

麻雀は強くなるし、楽しむことが出来る。
なにより、断然、人生を楽しく生きることが出来ると僕は思っている。

全ての結果には原因がある

湯川教授の名言である。

ツキの球体を意識する。

先日の結果です。

①着:8回 ②着:0回 ③着:4回 ④着:4回 +180P

半荘16回やって半分がトップ。
ただ2着が一回もなく出入の激しい麻雀になりました。

この日は麻雀を打つ前に
ツキの状態を一番の打牌選択の判断材料にしようと決めていました。

自分も含め4人の頭の上にツキの球体を想像します。
場が進むにつれてその球体が大きくなったり小さくなったり
僕の頭の中だけですが変化させていきます。

基本的には点棒をたくさん持ってる人は大きい球体です。

自分のツキの球体がMAXになったのを感じました。
配牌で暗刻が3つ対子が1つ、四暗刻の2シャンテンです。
しかもドラ暗刻、2順目に聴牌、待ちも良く
白と
⑨ピンのシャボです。もちろん即リーです。
7,8順目くらいに⑧ピンが3枚、場に姿をあらわします。
出てしまいそうだなと思っているとすぐに⑨ピンが出ました。
リーチ、トイトイ、3暗刻、ドラ3、裏ドラ2の倍満でした。

ツキの球体の大きさを考えながら、
押し引き、リーチのタイミングを図って打っていったからなのか、
すこぶる調子がよかったです。

例えば誰かからリーチがかかる。
相手のツキの球体が自分より大きければ慎重に受けに廻っていく。
相手のツキの球体が自分より小さければ大胆に真っ向勝負に向かって行く。
誰からもリーチがかからない平場の場合は
自分のツキの球体の大きさが他者と比べて大きい方なら面前で
素直な手組みで高い手を目指して行く。
自分のツキの球体の大きさが他者と比べて小さい方なら点数は求めずに
早さを求めて鳴きも考慮して手牌を組んで行き
違和感の感じる場面があったら降りて行く。
もちろんリーチはしない。

こんなことを意識しながら打っていました。
目に見えないものを意識して打っていった結果がいいほうに出たんじゃないかと思いました。

今後もこのツキの球体を意識して精度を高めて行きたいと思います。

2014年6月23日月曜日

ツイてない時はリーチはするな、先制リーチはなおさらだ。

先日の成績

①着:3回 ②着:1回 ③着:6回 ④着:6回 -220P

はっきり言ってズタボロオです。
これだけ負ければ反省点だらけです。

一番印象に残っているのは
対面がリーチをかけた順目に聴牌が入りました。
一萬がドラで2枚持っていました。
他の面子が埋まり、
六六七の形が残りました。

六萬を切れば五八萬の両面聴牌
七萬を切れば一萬と六萬のシャボ待ち聴牌

リーチ者の現物に七萬がありました。
この日は自分がツイてないという自覚があったので、
両面よりはシャボにしたほうがあがれるのかなと思い、
現物の七萬を横に曲げてリーチを打ちました。
一発目の自摸が八萬であまりのショックに牌がてから零れ落ちました。
リーチ一発自摸ピンフドラドラ
自摸ピン無のルールなので裏がなければ満貫ですが、
とにかくショックでした。
麻雀とはよく出来たもので僕のショックに追い討ちをかけるように
対面からロンの声。
参りました。

この出来事から一つの法則を導き出しました。

追っかけリーチは両面以上で勝負。


この日はこんな場面もありました。

345の三色を狙いながらすすめているところへ親のリーチがかかります。
それでも歯を食いしばりながら何枚か勝負してついに聴牌が入りました。
しかしその聴牌は悪いほうの聴牌、すなわち三色同順崩れのタンピンのみの聴牌でした。
索子で356と持っているところへ7索を引いての聴牌でした。
萬子筒子の345は出来ていただけに少し違和感を感じましたが、
3索を切ってリーチと行きました。

みごとに親リーの36索待ちにぶち当たりました。
裏ドラが乗って親萬です。

7索を自摸って三色同順ならずの聴牌が入った時、
あそこが引き時だったのです。

とにかくこの日は聴牌してその捨て牌でロンされるという場面が何度もありました。
ここから一つの法則を導き出したいと思います。

不調の時は違和感を感じたら聴牌取らずの選択もあり。

親満を振り込んだ次の局、
配牌から今度は567のタンピン三色のみえる手牌です。
筒子は⑤ピンしかありませんでしたが、
しばらくしてドラの⑦ピンを引き入れました。
その時に選択を迫られました。
面子多多で四五と45の面子選択です。
ちなみに対面は二つさらして索子の混一色模様です。
場には萬子が安くなっています。
上がり安そうな萬子の四五を残し、
危険を承知の上で索子の45と切り飛ばしていきました。
その後カン⑥ピンが埋まり、三色になるほうの七萬が入って、
僕の思いと手牌と自摸が全て思い通りに進み聴牌となりました。
自信満々でリーチに行きました。

その自信はもろくも崩れ去ります。
手に惚れるなとはよくいったものでその典型的なものだったです。
不調の時は一翻下げて和了れの格言もあります。
手牌と自摸と自分の理想、それが合致したところで
一番大切なツキがないのです。
ずーっとツモ切りが続きます。もちろん脇からも三六萬は出てきません。
おかしなことに索子をやっている対面からも三六萬が出てきません。
自信を失いかけた終局間際、3索をツモ切りすると対面にぶち当たります。
満貫の振込です。

対面はこの日一番成績がよく、ついていました。
ツイてる人は当たり牌は持ってこないの法則です。
反省です。

ツイてるのは誰か、ツイてないのは誰か、
それを打牌の一番の判断材料にしなければいけません。

この手はリーチじゃなくヤミテンに構えるべきでした。
タンピン三色ドラ1の満貫ですが、
前局、失った12000点を取り戻そうという気持ちが先走ってしまいました。
次はオーラスで僕の親だったのでそこにつなげるため、
ダマで満貫を和了きるという選択をするべきでした。
結果は分かりませんが、ダマなら確実に上がれていたと思います。

ここからまた法則を導き出します。

ツイてない時はリーチはするな、先制リーチはなおさらだ。


2014年6月13日金曜日

絶好調者に対してはツキが落ちるまで鳴き場を仕掛けていく。

先日の麻雀の成績

①着:1回 ②着:3回 ③着:3回 ④着:1回 -40P

この日はバカヅキの人が1人いて結局その人の一人勝ちだったんだけど、
その波にもまれながらも最終的には何とか切り抜けたかなと言う感じでした。

そうだ忘れてた。

そんなとんでもない好調者に対しては鳴き場に持ち込む必要があったんだ。

次回は忘れないようにしよう。

鳴き場に持ち込むことが頭の中から抜けているのはまだまだ全体が見えていない証拠。

1局単位で面前で間に合わなかったから次の局は鳴きを意識しよう、
というか積極的に鳴いていこう。

という意識はかなり定着してきたものの、この日はその人がずっとツキ続けていたので、
その人のツキが落ちてくるまで鳴き場で勝負する事を意識するべきでした。

ホント、麻雀というのは見えない部分が大切なんですね。

これからも見えない部分を見る(感じる)努力を続けていこうと思います。
続けていれば今まで見えなかったものもみえてくるようになると信じて・・・・


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2014年6月7日土曜日

聴牌直前に和了牌が切られた時はダマで行け。

聴牌直前に和了牌が切られた時はダマで行け。

長く麻雀を打ってると何回もこういう場面に出くわしてるはず。
聴牌直前に和了牌が切られる時、
はっきり言っていい気持ちはしない。

それならその気持ちに従って聴牌してもダマ押し通したほうが得に思える。

プロでさえこんな場面があるくらいだから。

雀力アップ上級『そして僕らは』

リーチしなければ出る牌が出なくなる。


当り牌を切った本人は嫌ったところがリーチ一発目にまた持ってきた。
ということで嫌な気持ちになるだろう。

その気持ちに従えばその牌は切れないということになる。

こう考えると気持ちというものも大変重要な要素になってくる。

嫌な気持ちになった時、それが違和感というもので
その違和感を打牌に生かすことが必要になってくる。


そうだ今日の麻雀は自分の気持ちの変化を打牌に生かすように心がけて打ってみよう。

2014年6月6日金曜日

チーテンに側テンあり、ポンテンに側テンなし

日本プロ麻雀連盟のホームページの雀力アップ中級


のなかで使えると思ったものを書き出していきます。

滝沢和典さんの中級講座のページ

 チーテンに側テンあり、ポンテンに側テンなし

という格言が掲載されていました。

僕は始めて耳にする言葉でなるほどなと思いました。
これは使える、また僕の守備力が上がった気がしました。

二二三234⑦⑧西西   ポン発発発

という手牌で

⑨筒をチーして二萬を捨てると
待ちが一四萬になり二萬の側テンになります。

すなわち チーテンに側テンあり

西をポンして三萬を捨てると
待ちは⑥⑨筒となり三萬の側テンにはなりません。

すなわち ポンテンに側テンなし


心のメモ帳に記しておきます。

2014年6月5日木曜日

トップ目に天王山なし

日本プロ麻雀連盟のホームページの雀力アップ上級

のなかで使えると思ったものを書き出していきます。


数牌一丁出のリーチに一通あり。

同じ色の牌が一枚しか切られていないリーチでは
一気通貫がからんでいることが多いということ。

僕の経験から思い返してみてもなるほどその通りだなと
同感しました。

このことを覚えておけば守備力はかなりアップします。

一気通貫なのでペンチャン・カンチャンになりやすく、
筋なども注意しなければいけません。


 間にとらわれずの打法

伊藤一刀斎の言葉で「間にとらわれれば間を失う」と言う言葉がある。
勝負において「間」というものはとても大切である。

だからといって間にこだわりすぎると柔軟性がなくなり負けるということである。

麻雀に置き換えると満貫を振り込んだ時に満貫を取り返そうとする。
満貫にこだわりすぎると和了を逃してそればかりでなくツキも逃してしまう。

振り込んだ後は高い手を和了うとせず、安くてもとにかく和了ことで
ツキを持続することが出来る。

和了が和了を呼ぶ、この麻雀の性質を利用するべきです。


僕は強さとはしなやかさだと思っています。
こだわりすぎると固くなり、すなわち負けに繋がっていきます。

場をよく見ながらいろんな形に変化できるように構えておくことが大事なのではないでしょうか?


トップ目に天王山なし。

天王山とは勝負どころ、絶対に勝ちたい場面です。
トップ目であれば無理に勝負をすることはなく、
とにかく早い和了で場を進める事を考えるべきでしょう。




2014年6月2日月曜日

絶不調なら鳴き場に変えて対等の勝負に持ち込め by桜井章一

絶不調なら鳴き場に変えて対等の勝負に持ち込め by桜井章一

絶不調時は動ける形を優先させて鳴いていく。

面前場でやったら好調者と不調者の勢いは簡単には縮まらない。
バスケットでかなわないからドッジボールにしようみたいな感覚。

ようするに勝負の場所を変えるということ。
鳴き場に持っていけばある程度対等に勝負できる。
点数上は離れていても。


とにかく不調時は鳴きを強く意識して実際に鳴いていく。

逆に好調時は鳴ける牌でも面前を強く意識して鳴かないようにする。


そういえば先日の麻雀、自分が不調なのに発のトイツを落としていって
面前で進めたりしてたな、そういうところが更なる不調になっていったのだと思われます。

早いリーチに対してはとにかく前進、一歩でも前に進む。

先日の麻雀の結果、

①着:5回 ②着:6回 ③着:5回 ④着:6回 -80P

結局半荘22回もやりました。

特に10回目以降の成績が悪く、
反省としては全体のツキの状態と自分のツキの状態を考慮し、
自分が何をするべきかはっきりとしたビジョンが持てていなかったのが敗因だと思います。

ツキがなく点棒も少なくなってくると簡単に降りてしまう。
受けるのではなくてリーチに対して現物降り、つまりベタ降りしてしまう。
精神的にも弱っていたのが原因と考えられるが、
そのベタ降りがさらにツキを逃していったのだと、
今になってみれば断言できる。

 今より良い成績、良い麻雀、楽しい麻雀を打つためには
今後は早いリーチに対して振込を恐れずに、
前に進む事を意識して打たなければならない。

早いリーチに対して他の三人がどういう対応をするのか?
三人の中で一番早くあきらめた(ベタ降りした)人は
三人の中で一番多くツキが逃げていくんじゃないか?
だから簡単にあきらめちゃいけない。

だいたい降りてる時の麻雀ほどつまらないものはない。
つまらなくて苦しい。早いリーチに対して現物を中抜きして降りてしまうと、
自分の状態が悪いだけにスグに安牌がなくなってしまう。
降りることもすごく苦しい。

同じ苦しみを味わうなら前に出る苦しみを味わうべきだ。
今思いついた格言をここに記しておこう。

ツキを掴み取るには前進するしかない、後退していてはどんどんツキが逃げて行く。

とにかく一歩でも前へ、少しでも前へ進むしかない。

何も卓の上でのことに限った事ではない。
人生全てのことに言える事だ。